こんにちは。すぴか★です。
皆さまNISAはやっていらっしゃいますか?
円安が進んでどんどん円の価値が下がっている昨今、貯金だけだと実質目減りして老後資金の枯渇が心配されるので、娘や自分より若い世代の親しい人には絶対にNISAを早くやるように強く勧めています。(含み益が大きいことをここ10年で実際に体験しているので)
最近はその状況を理解して、NISAをやっている方もかなり多いみたいですね。
私のようなアラ還だと人生も終盤に入っているので、投資しつつ自分が死んだ後のことも気になります。
そんな中、こんな動画を見つけました↓
今日見た動画
ずばり、
「新NISA利用中に死亡したら相続はどうなる?」です。
これは60過ぎの私には大変興味深い内容です。
内容の要約
この動画を要約すると
- NISAを利用していた人が死亡すると、運用していた商品は相続の対象になる
- NISAの利益は非課税となり、相続人の特定口座(証券会社)へ移管される(ただしNISA口座には移管できない)
- 万が一に備え、家族にNISAを運用している金融機関を伝え、死亡時は届けが必要であることを伝えておく
です。
NISA口座、特定口座、一般口座って何?
う~ん・・要約を見ても、言ってることがよくわからない・・
という方のために動画中で出てくる言葉を少し説明すると
- NISA口座→利益が出ても非課税
- 特定口座→利益に税金がかかる(ただし勝手に税金が引かれるので手間なし)
- 一般口座→利益に税金がかかる(自分で税金を申告しなければならない)
ということになります。
相続人は同じ証券会社に口座を持っていなければならない
動画の中でも説明がありましたが、NISA口座を開設している人が死亡した時、遺族が相続するには同じ証券会社(金融機関)に口座を持っている必要があります。
つまり死亡した人がA証券会社でNISAをやっていた場合、相続する人もA証券会社に口座開設していないと移管(相続)できないわけです。
NISA口座→NISA口座へ移管できない
もう一つ、同じ証券会社(金融機関)に口座を持っていても、
✕亡くなった人のNISA口座(非課税)→相続人のNISA口座
とはならず、
〇亡くなった人のNISA口座(非課税)→相続人の特定口座(税金が引かれる)
になる点も注意点ですね。
つまり、同じ証券会社(金融機関)に口座を持っていれば相続はできるけれど、非課税のNISA口座にはそのまま移管できないよ、ということです。
相続人がもらったお金を自分のNISA口座で運用したい時は、一度特定口座から売却してNISA口座で買い直す必要が出てきます。
(その場合、特定口座は税金がかかるので売却の時に税金が引かれてしまいますが、15年ぐらいの長期投資をする予定があるのであれば、自分のNISA口座で運用する方が結果的に得になると思います)
番外編:60代から投資する時に気をつけなければならないこと
最近になってNISAを知った人が気をつけなければならないことがいくつかあります。
同じNISAでも、金融機関によって非常に高い手数料が取られることを知っておかなくてはなりません。(その点ネット証券2社は非常に安く、知識のある方はSBI証券か楽天証券を選びます)
それから、NISA口座を開いた後の銘柄選びがとても重要です。(「全世界株式オールカントリー」か「S&P500」が無難と言われています)
それらの投資信託は、長期(15年ぐらい)保有することで含み益が大きくなります。
株式に連動しているために価格が上下動するので、よくわからない方は購入した時より金額が下がると動揺しがち。
世の中がみんな「NISA」と言い始めているので投資しなければ・・と焦る方にとてもタイムリーな記事を見つけたのでご紹介します👇(
(MSNという文字をクリックすると記事に跳びます)
結論
『円だけで貯金するのは実質目減りするのでNISAで老後資金を貯めよう』という方が意外に考えないのが、自分の死後のことです。
病気や事故、人間いつ死ぬかわからない。
あまり考えたくないけれど、私達は必ずいつか死ぬ。
自分がNISA口座を含めどこに金融資産があるかを家族に伝えておくことはとても重要ですね。
今後も老後にこそ必要な動画を見て、自分の備忘録を兼ねてご紹介していきたいと思います。