すぴか・六十路てくてく雑記帳

60を過ぎて人生も終盤。終活も視野に入れながら日々奮闘中

【今日見た動画】深刻な2025年、2040年問題に戦慄を覚える

きのう寝る前にスマホを見ていて、たまたま目に入った動画に衝撃を受けました。

こちら👇

ちょっと煽るようなサムネ(タイトル)で警戒してしまいそうですが、中身はいたって真面目に語られた内容です。

日本が少子高齢化なのは周知の事実ですが、この動画を見ると恐怖を覚えるぐらい深刻です。

動画を見る時間のない方のために要約すると、

2024年問題 

第一次ベビーブームによって生まれた団塊の世代が2025年に75才以上の後期高齢者になる。2025年には65才以上の高齢者人口が30%を超える。(65才以上が3人に1人)

国の負担(医療費、介護費)が増える。

 

2040年問題

第二次ベビーブームで生まれた人々を含む65才人口がピークに達し、社会負担の増加というレベルではなく、社会保障制度を継続できるか、というほどの重要な社会問題に発展する恐れがある。



結果、足りなくなった財源の確保のための大増税

 

対策として、

●節約(保険の見直し、外食の回数を減らすなど)
●NISAで資産を増やす

などが語られていました。

 

皆さまNISAはやっていらっしゃるでしょうか?

今年の3月、自分自身のライフプランを立てやすくするためにFP3級(ファイナンシャルプランナー)を取りました。

貯金だけで将来に備えようとしている方は、本当に考え直した方が良いです。(心底心配)

 

昔のイメージで、

貯金→元本が割れずに安全

投資→変動により減ることがあるので危険

と思われている方にどうやったらわかりやすく説明できるか考えてみました。

 

貯金というのは、言い換えると「円」にだけ投資している状態です。

国際的に円の力はどんどん下がっていて、円安も著しい。

円安でなくても、100円で買えたコンビニのおにぎりが、数年後には120円になる。

昔の人の給料が1万円だったものが今は15万とか20万になっている。

つまり時間が経てば経つほど、円の価値は下がっていきます。

貯金が安全と思われている方は、実質価値が目減りしていくものに投資しているのと同じです。

 

今年1月から始まった新NISAですが、ネット証券(楽天証券SBI証券)などの手数料が安い証券会社で、定番の「全世界株式オールカントリー」や「S&P500」に積立投資していけば、15年以上の長期で考えると確実に増えます。(5%~7%)

 

投資がギャンブルと考えている方は、たぶん個別株の売買をイメージされているのだと思います。(買った値段から大幅に下がって損をする、下手をすれば会社が倒産して株が紙くずになるなど)

 

「全世界株式オールカントリー」や「S&P500」などの定番の投資信託は、一社に投資しているのではなく、複数の国や複数の会社に投資(しかも中身の入れ替えは株式会社がやってくれる)ので、極端な話、人類が滅亡しない限り 価格が上下動しながら右肩上がりに上がっていきます。

 

ある時期を見れば(リーマンショックやコロナショック)大幅に全世界株式の価格も下がりますが、動揺しないで長期で持ち続けることがとても大切。

15年以上の長期で見た時、円だけで貯金しているより大幅に資産が増えるので。

 

2025年問題、2040年問題もそうですが、お金の知識を持っておくのは自分を守るためにとても必要ですね。

 

もっとさらっと書くつもりだったのに、動画があまりに衝撃的だったので、熱く語ってしまいました(^^ゞ

もちろん私は証券会社の回し者ではございません(笑)

 

何ともお先真っ暗な気分になる超少子高齢化の世の中ですが、皆さま知恵をしぼってやっていきましょうね。