すぴか・六十路てくてく雑記帳

60を過ぎて人生も終盤。終活も視野に入れながら日々奮闘中

朝ドラ「らんまん」の心に残る言葉「どの草花にも必ずそこで生きる理由がある」

 

歴代の朝ドラはたいてい欠かさず見ています。(毎朝録画して後から視聴)

今期の朝ドラ「らんまん」
明治の植物学者として非常に有名な牧野富太郎博士の一生を描いた朝ドラです。
主演は神木隆之介さん。相棒役は志尊淳さんです。

男性が主役になる朝ドラは結構珍しい。

朝ドラでは、本名の牧野富太郎ではなく、槙野万太郎 という名前に変えてあります。
今日の万太郎の言葉は心に沁みました。
そしてちょっと涙が出ました。

 

万太郎のことば(土佐弁)2023.5.11放送

雑草”いう草はないき。
必ず名がある。
天から与えられ 持って生まれた唯一無二の名があるはずじゃ
その名をまだ 見つかってない草花なら
わしが名づける
草花に値打ちが無いらあ
人が決めつけな(決めつけるな)
わしは 楽しみながじゃ
わしが出会ったもんが 何者かを知るがが。
わしは信じちゅうき。
どの草花にも 必ず
そこで生きる理由がある
この世に咲く 意味がある
必ず!

 

赤線のところ、聞いていて涙が出ました。
草花=人 と置き換えて考えると、どんな人にも生きる理由がある。この世に生きる意味がある、ということですね。
自分がこの世に生まれてきた意味があるんだと思える暖かい言葉ですね。

実物の牧野富太郎さん、植物学者として非常に大きな功績のある方ですが、湯水のように植物採集にお金を使い、生涯莫大な借金を抱えていたようです。借金は年収の七十倍!

 

わぁ・・・・奥さんや家族はどんなに大変だったろう・・・
偉大な人の家族ってきっとものすごく苦労が絶えなかったんだろうなぁ・・

 

ちょうどきのうの5月10日にNHKBSで牧野富太郎博士の特集があり、予約録画しておいたので今から見るつもりです。
番組のさわりだけ紹介したホームページを見つけました。↓こちら
牧野富太郎 信念を貫いた男の実像とは 英雄たちの選択|予告動画 |NHK_PR|NHKオンライン

長年朝ドラを見ていますが、実在の人物を主人公にした朝ドラは見ごたえがあります。
「らんまん」。毎朝楽しみです。